パパ薬剤師の備忘録

あくまで自己学習の備忘録です。参考程度に見て頂ければと思います。内容については保証できませんのでご了承ください。

めにゅ~

後発変更調剤について

後発医薬品への変更調剤で理解が乏しいところをまとめます。 一般名処方、先発品、後発品あたりの変更調剤は毎日触れることもあるのでおおよそ理解できていると思います。 ・先発品→後発品 ・後発品→後発品 ・一般名処方→後発品・先発品 上記が簡単な枠組み…

手足症候群

★手足症候群 Hand-Foot Syndrome;HFS HFSとは 初期症状 対策 ★手足症候群 Hand-Foot Syndrome;HFS HFSとは 抗がん剤治療による治療中に手や足の皮膚にみられる一連症状につけられた名称。これらは左右両側に現れる。 発現機序の詳細はいろいろ説があるが、フ…

肝細胞がん<治療編>

さて、幹細胞がん薬物療法編です。 治療 根治目指した治療 長期生存を期待した治療 治療 肝細胞がんは、B・C型肝炎ウイルスの持続感染が原因となっているため、定期的なスクリーニングが早期診断に繋がり予後んに影響する。 治療は、「肝予備能」「肝外転移…

大腸がん<薬物療法編>

さて、大腸がん薬物療法編です。 治療選択 術後化学療法 切除不能進行・再発大腸がんに対する化学療法 治療選択 大腸壁の浸潤の深さ(深達度)が粘膜(M)と粘膜下層(SM)にとどまるものを早期がん、粘膜下層より深く浸潤するものを進行がんという。 手術適応…

肝がん<基礎編>

基礎知識 疫学 診断・診察 分類 基礎知識 肝臓の血流 肝臓は、腹部右上に位置しほぼ右肋骨下に収まる人体で最も大きい臓器である。 成人男子で体重の50分の1程度(約1~1.5kg)ある。 ①胆汁生産・分泌 ②代謝・栄養素貯蓄 ③解毒 を行う臓器である。 1/2切除さ…

大腸がん<基礎編>

基礎知識 「疫学」「原因・誘因」「症状・所見」 診察・診断 画像診断 検体検査 TMN分類・病期分類 基礎知識 大腸は、食物の消化および吸収を行う消化器官で、小腸(回腸)側から、盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸S状部、直腸(上部、…

胃がん<治療編①>

ステージ分類 胃がんの治療は、手術可能な場合(StageⅠ、Ⅱ、Ⅲ)は手術を行い、できない場合は化学療法が選択される。術後StageⅠの場合、何も行わず経過観察を行う。StageⅡ、Ⅲ(pT1およびpT3(SS)N0を除く)は術後補助化学療法がおこなわれる。また、術後Stage…

胃がん<基礎編>

基礎知識 疫学 診察・診断 Stage分類 基礎知識 胃は食道と小腸の間に位置する袋状の臓器である。 胃の壁は内側から順に、胃液などを分泌する粘膜(M)、粘膜を支える粘膜筋板(MM)、粘膜と固有筋層をつなぐ粘膜下層(SM)、胃の動きを担当する固有筋層(MP)、…

潰瘍性大腸炎( Ulcerative colitis:UC)

さて、今回は潰瘍性大腸炎についてです。 発症時期年齢ピークも自分の年齢に近く若いので身近な疾患に感じます。 潰瘍性大腸炎とは 特徴 症状 経過 炎症の広がり 検査 治療 潰瘍性大腸炎とは 腸に炎症が起こる病気を「炎症性腸疾患」という。この中に、大腸…

化学療法薬(細胞障害性抗がん薬)

最近出版されて、保険薬剤師の方にはお勧めです。 良かったので確認してみてくださいね。 薬局で役立つ経口抗がん薬はじめの一歩 発売日: 2020/03/30 メディア: 単行本 化学療法薬の一覧 細胞周期特異性薬と非特異性薬 +α 2種類の細胞死 一般的な副作用 化学…

抗がん薬総論

がん治療で使用する薬 抗がん薬の分類 化学療法薬と分子標的薬の比較 がん治療で使用する薬 抗がん薬の分類 化学療法薬代謝拮抗薬、白金製剤、アルキル化薬、抗腫瘍性抗生物質、トポイソメラーゼ阻害薬、微小管阻害薬 分子標的薬抗体薬(例:抗EGFR抗体薬、…

薬物療法

薬物療法とは 目的ごとの薬物療法の考え方 薬物療法の効果~増殖抑制?腫瘍縮小?~ 補助薬物療法 補助療法の適応 がんが治ったかどうかとは? 薬物療法とは 目的は根治と延命・症状緩和に分けられる。 多くの抗がん薬(特に化学療法薬)は分裂中の細胞に有…

ステロイド外用薬

ステロイドランク表 ステロイド外用薬の特徴 ステロイド軟膏とタクロリムス軟膏 ステロイドは色素沈着を起こす? ステロイドランク表 さて、ステロイド外用剤のランク分けですが、自分の良く扱うもの中心にどうぞ。 ステロイド外用薬の特徴 外用剤に使用され…

DP ( DTX+PSL ) 療法

スケジュール 基本事項 適応 奏効率 副作用 チェックポイント 副作用対策と指導ポイント スケジュール ※制吐対策☞デキサメタゾン6.6mg IV(day1)。IVは静脈注射の意。 基本的にはPD(増悪)になるまで継続する。日本では明確な基準はない。 3週間ごと(PSLは…

放射線治療

放射線療法 放射線感受性 根治照射 緩和照射(姑息照射) 放射線療法の副作用 放射線療法 放射線療法とは、がん細胞に放射線を照射し、がんを縮小・消失させる治療である。ただし、がん細胞だけに照射はできず正常細胞にも照射される。 放射線は、細胞内の水…

外科治療

外科療法(手術療法) ※センチネルリンパ節 外科療法(手術療法) 遠隔転移がなく、局所病変がすべて切除可能な場合に、がんの根治目的で行われる。(根治手術) 遠隔転移があるなど、手術による根治が目指せない進行度のがんに対しても、がんそのものの治療…

治療総論

家にいる時間は子供との時間となっている今日この頃です。 良いことなんですが、勉強が進みません(笑) 治療の全体像 治療の目的 治療の全体像 ”外科療法”、”放射線療法”、”薬物療法”の3大療法が基本となる。複数を組み合わせることを”集学的治療”という。 …

悪性腫瘍総論⑥

~診断~ がん診断流れと検査 TMN分類・病気分類(ステージ) 効果判定基準 パフォーマンス・ステータス(PS) 腫瘍マーカー 代表的腫瘍マーカー バイオマーカー 代表的なバイオマーカー がん診断流れと検査 流れ 検査目的 画像診断 病理診断 腫瘍マーカー バ…

悪性腫瘍総論⑤

症候 症候の全体像 局所症状 腫瘍随伴症候群 悪液質 症候 症候の全体像 ①局所症状 ②腫瘍随伴症候群 ・がん病巣の増大による周辺組織へ の浸潤・圧迫 ・正常物質(栄養素など)の消費 ・生理活性物質の産生 ・がん細胞への生体反応 ↓ ↓ 病巣部での症状 病巣か…

悪性腫瘍総論④

毎日同じニュースで嫌になります・・・。 さて行きましょう。 がんの要因 ~組み合わせでリスク上昇~ がんの進展形式 ~直接浸潤と転移~ 直接浸潤 転移 血行性転移の好発部位 播種 微小転移 がんの要因 ~組み合わせでリスク上昇~ 遺伝要因と環境要因(放…

悪性腫瘍総論③

早く薬物治療の内容に入りたいですね。ぱぱっと行きましょう。 発生と進行 ~遺伝子変異の蓄積~ 細胞周期 発生と進行 ~遺伝子変異の蓄積~ がんは、正常細胞が遺伝子変異を起こすことで発生する。 遺伝子変異は、正常細胞が持つ性質の喪失や、新たな性質の…

悪性腫瘍総論②

。 それでは早速前回の続きです。 病態 腫瘍とは 良性腫瘍と悪性腫瘍 悪性腫瘍の分類 代表的な組織型 ~由来する組織から命名~ 病態 腫瘍とは 正常組織は外傷などにより損傷が生じると、修復のために細胞増殖が起きる。その後、改善したら生理的制御により…

悪性腫瘍総論①

最近はコロナウイルスの流行のニュース一色ですね。 今回はまず、「がんとは」というテーマで書いてみます。勉強後のまとめという感じですが・・・。 がん(悪性腫瘍) がん(悪性腫瘍)の概要 死亡率と罹患率 がん(悪性腫瘍) がん(悪性腫瘍)の概要 腫瘍…